
私の夢は
野球選手でした。
Baseball player.
Interview

奥村 翔馬
人事部 部長
9歳の少年が魅了された
スーパーヒーロー。
A 9-year-old boy is captivated
by superheroes
子どもの頃の夢はなんですか?
大人になった今も鮮やかに記憶に刻まれた、子どもの頃の原風景があります。幼馴染に誘われて小1からソフトボールをはじめた私のために、父親がプロ野球観戦に連れて行ってくれたんです。バッターとして打席に立つのは、当時まだ国内で活躍していたイチロー選手。彼がバッターボックスに入った瞬間、客席は異様な熱気に包まれました。“本物”の選手はただ得点を上げて貢献するだけでなく、お客様に夢と感動を与えるのだと幼心に感じました。そして自分もそんなプレイヤーになりたいと強く思ったんです。なんとなくはじめた野球が、本当の夢に変わった瞬間でした。
高校3年生の時に背番号9番を背負い、甲子園優勝という得難い経験もさせていただきました。高校・大学で日本代表に選ばれ、卒業後は社会人チームに入団。順風満帆に思えたプロ野球選手への道のりですが、2年目で体の不調のため断念せざるを得なくなったのです。
入社のきっかけを教えてください
野球をやめてからは社会人チームを運営する大手企業の営業職として働きました。子どもの頃に憧れたスーパーヒーローのように、自分の実力で世の中に貢献する存在になりたい――そんな想いがずっと胸の中で燻っていたんです。
そこで思い切って退職し、より厳しい環境で切磋琢磨できるベンチャー企業を複数経験。そしてあるとき小林代表に出会い、「日本一の会社を目指している」という話を伺いました。日本一という高い目標を掲げる姿に共感を抱いたのと同時に、小林代表は自分のことより社員のことに主眼を置いていると感じました。この方のもとで働く社員はとても幸せだろう。そんな確信とともに、CurioTechへの入社を決意しました。
Curio Techで叶えたい夢はありますか?
人事は、相手の人生や幸福に向き合う仕事です。新卒や中途など日々さまざまな方に出会うなかで、私自身の経験を話すことで相手の価値観が変わったり、人生の道しるべを指し示すことができたり、誰かの人生にプラスの影響をもたらせたことを実感できたときに、「自分の夢はこの仕事でも叶えられるんだ」と思いました。
だから、私の夢は9歳の頃からずっと変わっていません。それは、「自分の関わる人々に感動を与え、幸せにしたい」ということ。CurioTechはまだ成長途上の企業ですから、日本一を目指す道のりでさまざまな困難が起こるでしょう。組織のルールや人材の流動がめまぐるしく変化するなか、「この会社に入ってよかった」とポジティブな気持ちを持ち続けてほしいと考えています。
自分への「約束」があれば教えてください
日本一になるという夢を叶えるために、まず自分が手本としてあるべき姿を示し続けることが重要です。どんな会社でもそうですが、企業が成長する過程で、ときに自身の役割を超えた動きを求められるシーンがあります。そんなときに「できない」「やったことがない」と及び腰になるのではなく、どんなことにも挑戦し、貪欲に進化し続ける。その大切さを伝えるため、私自身幅広い業務に取り組むことを信条としています。肩書は人事部長ですが、現場に出てチラシを配ることもあれば、会社のブランディングに意見を求められることも。そうした経験の一つひとつが、夢を叶えるための礎として私を支えてくれています。