私の夢は
映画監督でした。
Film Director.
Interview
谷口 楓水
関西営業二課 課長(リユースアドバイザー)
夢見た物語は、
CurioTechで続いていく。
The story we dreamed of
continues at Curio Tech.
子どもの頃の夢はなんですか?
幼い頃からとにかくマイペースで、壁とずっと話していたり、ごっこ遊びに夢中になったり、興味を持ったものに一直線な子どもでした。放課後に一人で自転車を漕いで牧場へ行き、ただ牛を眺めていたこともあります。祖母はデザイナーで物心つく前から美術館に連れて行ってくれましたし、母も夏休みにサマーキャンプへ送ってくれたりと、気づけば感性を刺激される環境の中で育っていました。だからこそ、目に映る世界すべてに興味津々で、子どもの頃の夢はコロコロと変わっていました。お菓子作りが得意な母を見てパティシエに憧れたり、祖母の影響でデザイナーと言ってバスタオルで服を作ったり、女性車掌さんの声を聞いて電車の運転士を目指したり。母いわく「お姫様になりたい」と言っていた時期もあったそうです(笑)。本当にたくさんの夢に溢れる毎日でした。
そんな風にさまざまなものに心を動かされる中で、高校生の頃に人生が変わるきっかけがありました。親友に誘われて映像作品をつくり、大阪芸術大学主催の高校生アートコンペに出品したところ、制服をモチーフにした青春の映像がまさかの全国入賞。自分には絵やデザインの才能がないと思っていたので、その出来事は大きな衝撃でした。さらにその頃、衝撃的な映画作品との出会いもあり、映画学科への進学を決めました。自分にない視点を持つ仲間たちと、一つの世界を作り上げる。映画には、そんな最高の高揚感がありました。
入社のきっかけを教えてください
就職活動でも、最初は映画やエンタメの世界を目指していました。ただ、現実を知る中で、自分が思い描いていた働き方とは違うのかもしれないと感じる場面が増えていきました。自分の人生は、自分で責任を持って選びたい。そんな思いから、エンタメは「見る側」として大切にしながら、まずは自立する道を選びました。
その後は訪問販売、インテリアコーディネーター、コールセンター、カーリースなど、さまざまな仕事を経験しました。営業の仕事は楽しく、結果が出る喜びもありました。ただ、どれだけ数字を上げても評価や環境が大きく変わらないことに、次第に歯がゆさを感じるようになったんです。トッププレイヤーが集まる場所で、正当に評価してもらいながら勝負したい。そう思っていたとき、Curio Techから声をかけていただきました。
面接で「がむしゃらに営業をやりたいんです」と伝えたとき、真っ直ぐ受け止めてもらえたことが嬉しかったです。現場体験では、当時の上司が包み隠さず話してくださり、働く人を仲間として見てくれる温かさを感じました。さらに最終面接で小林代表から、「ただ稼ぎたいだけなら他へ行った方がいい。稼いだ先で、自分が何を叶えたいのかが大切なんだ」と言われた瞬間、心を撃ち抜かれました。ここでしか働きたくないと、そう強く感じたのを今でもよく覚えています。
Curio Techで叶えたい夢はありますか?
まず叶えたいのは、催事日本一です。売上、利用者数、リピーター数、満足度、認知度。すべてにおいて日本一を獲りに行きたい。そして、自分も含めたメンバー全員が、その日本一にふさわしいパフォーマンスとホスピタリティを体現できる組織をつくりたいです。役職を任せていただいている今、経営陣の思いとメンバーの思い、その両方を理解し、同じ方向へつなぐ存在でありたいと思っています。
Curio Techに入ってから、昨日の自分より今日の自分が成長していると、毎日胸を張って言えます。催事の仕事は、目の前を歩くその人に声をかけるかどうかで、結果が180度変わる世界です。「あのとき勇気を出して声をかけてよかった」と思う瞬間が何度もあるからこそ、1秒も無駄にできないという感覚が身体に染み込みました。その意識は仕事だけでなく、私生活にも広がっています。
もっと先の夢は、子どもたちが集まれる心の居場所をつくることです。壁中に好きな映画を投影できて、本や家具、音楽に囲まれた場所。家庭だけが拠り所になってしまう子どもたちに、文化に触れながら安心できる場所を届けたいんです。この夢を小林代表に話したとき、「買い取った古本や家具をそこに並べてみたら?」と言っていただいて、漠然としていた夢と今の仕事がつながりました。古物は、何とでもつながれる。そう気づいた瞬間、今の仕事がもっと好きになったんです。
自分への「約束」があれば教えてください
自分自身への約束は、信用を積み重ね続けることです。その根底にあるのは、人に対する尊敬と感謝。5歳の子どもでも、90歳のおじいちゃんおばあちゃんでも、目の前にいる一人ひとりを等しく尊い存在として向き合いたいと思っています。長い歴史の中で、今この瞬間に出会えていること自体が奇跡のようなものです。Curio Techに入っていなければ出会えなかったお客様がいる。その事実を、絶対に忘れたくありません。
買取の仕事をしていると、物を通じて、その人の人生に触れる瞬間があります。現場に入るたびにお寿司を買って待っていてくださり、演歌を流しながらご自身の人生を話してくれるおばあちゃん。休憩中に、たこ焼き屋のマダムから恋愛や人生のアドバイスをもらう時間。売る、買うという関係を超えて、実の子どものように可愛がってくださるお客様がたくさんいます。
だからこそ、売上のためだけの即物的な気持ちでお客様と関わりたくありません。目の前の方の人生に敬意を払い、人対人として誠実に向き合うこと。映画のように誰かの人生を少し明るく照らせる人であるために、今日出会う一人ひとりに、尊敬と感謝を持って向き合い続けたいです。